三浦半島・長井の農家、鈴木ファミリーの完熟メロン♪

7月の日曜日、快晴の長井★
長井町漁港のすぐ丘の上にあるレジャー施設「ソレイユの丘」はファミリーでいっぱい!
小高い丘の上、道の左右にはキャベツ畑が広がる景色、空が広く、見下ろせば海が見えます。

そんな場所で、長年おいしーーーいメロンを育てているのが、
「ブロ雅農園&鈴木浩之農園」さん。
鈴木雅智さん(35歳)と、そのお父さんの浩之さん(64歳)の経営する
鈴木ファミリーの畑におじゃましました♪

集合写真
▲鈴木家集合写真☆

涼しい風が通り抜ける自宅横の広い作業部屋では、
家族みんなで収穫したばかりのメロンを箱詰め中。
畳の上に所狭しと宅配用のメロンの専用箱が積まれ、大忙しです。
これから2週間がメロンの収穫&宅配がピークだそうです!

箱詰めメロン

「ブロ雅農園」園主、雅智さんは、農業高校の教師を10年務め、
2年前から実家の農業を継ぐことを決意。
お嫁さんの寛子さんとは同じ東京農業大学で、18歳の頃に
知り合ってからの付き合いという大恋愛!
お互い農業高校出身のためか、すぐに意気投合、
野菜の生産に興味があった寛子さんに、
雅智さんが「俺んち農家だよ?」と口説いて今に至ります。

どうして“ブロ雅”なのかというのは、大学生の時のあだ名が
“ブロッコリーの雅智”→“ブロ雅”と呼ばれていたことから。
実家の冬作のメインであるブロッコリーを雅智さんは特に気に入っており、
冬には友人にブロッコリーを配り、
所属していた美術部ではよくブロッコリーの絵を描いていたそうです。
でも、ブロッコリー専門農家ではありません!
年間100種類以上の野菜を手掛けています。
栽培方法は、極力農薬や化学肥料を使わず、
地域資源を取り入れた「環境保全型農業」を実践。
2016年には神奈川県のエコファーマーとして認定されました☆

今の時期のオススメ野菜は完熟生ニンニク!
ちょっと皮が紫っぽい色をしているのはアントシアニンの色素で、
暖かい地域で作るニンニクの品種の特徴です。
完熟にんにく
通常のニンニクよりも、畑でしっかり熟成させてから収穫するので甘味とコクが格別!
完全乾燥させたものよりも味が良い、生〜半生で出荷しています。
粒がバラバラになっているのも完熟の証拠であります♪


と、お話しながらも、
お母さんの順恵さんから「食べてみて」と、旬のメロンが登場します!
なんてキレイな色!
ちょうどよい甘さ!

メロンは、美味しさも甘味も十分にのってから収穫したいので、
完熟までギリギリ待ってから、玉のおしりがピリピリと割れたら穫るのだそう。

今時期に店頭に並ぶのは「くるめ」という品種。
品のよいスッキリとした甘味と瓜らしい後味と香り、
ちゃんと甘いのに、くどくない、熟れすぎていないからか
香りも押し付けがましくない爽やかさがあります。

軽く冷やすと実が引き締まり、ツルンとした舌触りと、
たっぷりのみずみずしさで、いくらでも食べていられるような美味しさです!!


メロンの栽培は46年前に鈴木浩之さん(雅智さんの父)が高校生の時、
アールスメロンとネットメロンの良いトコどりの品種「サンライズ」でスタート。
設備投資の少ない露地栽培ができ、うどんこ病に強い品種です。

当時、三浦でメロンの栽培はなく、スイカが主。
三浦の気候はどんなものでも栽培しやすいけれど、
メロンは手間や技術や費用がかかる…と敬遠されてきましたが、
露地で美味しいメロンができる品種に出会ったことで
スイカに変わる特産にとメロンを選びました☆

幻のメロン
▲こちらはグリーンウェーブという珍しい楕円のメロン。
種が今年で終わってしまうので最期の出荷になります…!


その昔、浩之さんが農薬を使用している最中、あやまって農薬がかかってしまい
中毒なってしまった経験から、農薬をなるだけ使わない農法へ転換します。

三浦での農業は限られた土地めいっぱいに作物を育てるため、
自分の畑だけ有機栽培にと目指すよりも、地域全体で、
できるだけ農薬に頼らずに栽培できる方法をと呼びかけ
「横須賀長井有機農法研究会」を立ち上げました。

メロン畑の向こうは海
▲メロン畑の向こうは海が見えます!

メロンごろごろ
▲ゴロゴロたくさんのメロンが!収穫間近!?

なんと、
慣行栽培でならMAX36回も農薬散布してもよいのですが、鈴木家では3回に抑えられております!
そして、
1つの苗から通常1玉くらいしか収穫できないメロンですが、
3玉同じ品質で育て上げる事のできる技術!!
すごいーー!


浩之さんの環境保全型農業、
その地域ぐるみでの取り組みのひとつが、
キャベツなどを好んで食べるヨトウムシ対策です。

鈴木家の畑の近く、ご近所さんの畑も含めて1haに1箇所ずつ設置された
「フェロモントラップ」がこちら↓
害虫トラップとお父さん
▲「こんなツーショット初めてだよ(笑)」と浩之さん。

ヨトウムシの成虫(蛾)のメスのにおいを出すゴムを中に入れた箱を電柱にくくりつけ、
オスばかりを集めて箱に閉じ込めてしまうという方法。
このトラップを設置したおかげでヨトウムシの食害が減り、
ご近所の畑のみなさんも農薬を撒く回数が減りました!

浩之さんが始めた“地域で代々の農家が続くように”という取り組みを
雅智さんはしっかり受け継ぎながら、
さらに今の時代に求められる多品目の野菜の栽培にも着手し、
地元小学生の体験農場を通じて食育活動も積極的に行うなど、
農業のおもしろさを伝える役割も担っています。

これまで以上に、地域の農家さんや消費者グループさん、
野菜販売先、援農に来てくれる仲間、地域の小学校とも連携して、
地産地消はもちろん「環境保全型農業」を広めて行きたい考えです。


そんな鈴木家の伝統のメロンと野菜たちがマザーズに到着☆
完熟生ニンニクの他、変わった形のロロンかぼちゃ、ぼっちゃんかぼちゃ、赤玉葱、じゃがいもなどなど。
三浦半島・長井の旬野菜が続々と登場しますので、どうぞお楽しみに〜〜!

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▲「生産者のロマンとマロン(栗)のような美味しさ」のロロンかぼちゃ。

 

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https://www.facebook.com/buromasa/

鈴木家の旬の野菜情報の他、野菜料理の写真が載っていたりで、
とっても美味しそうなページです!!
ぜひ見てみてください♪♪